「夏休み学習 数学ここが強化ポイント!」講座 中学2年生
<一次関数 編>
こちらのページでは、1学期に習った「一次関数」を解説します。
「一次関数」は、一見ややこしく見えますが
解き方を一つひとつ理解していくことで攻略できます。
高校入試では定番の単元なので、
まずは一次関数の基本と式のもとめ方をマスターしましょう。
教科書とノート、筆記用具が準備できたら、一次関数総復習のスタートです!
突然ですが、「一次関数の式」をすぐに言えますか?
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「一次関数の式: y=ax+b」ですね!
関数の式をパッと思い浮かべることが出来ること、これすごく大事なんです。
問題文を読んでいて、「一次関数の・・・」と出てきたら、すぐに「y=ax+b」と反応できるかどうかで、正解に辿りつけるかどうかが決まるくらいとーっても大事です!
そしてもう一つ、「一次関数の式は直線である」ということも覚えておいてください。
当たり前のことのようでいて、すごく大事な特徴なんです。特に、関数はグラフの読み取りもセットで出題されるので、その時に効果を実感できますよ♪
「y=ax+bは直線」、覚えておいてください。
ちなみに一次関数に限らず、1年生で習った(小学6年でも基礎を習っている)比例と反比例も、式をすぐに思い浮かべられるようにしておきましょう。
では、一次関数の解説に入ります。
一次関数の式を求める問題では、式のそれぞれが何を示しているか理解していないと解けません。
① 一次関数の式を求められるようになろう
一次関数の式を求めるときは、問題文より「何がわかっていて」「今から何をもとめるのか」をしっかり整理してから問題を解くことをおすすめします。
それだけで、うっかりミスをグッと減らすことができます。
式の意味がわかったら、次はさまざまな条件から一次関数の式をもとめていきましょう!
★ グラフの傾きaと1点の座標がわかっているとき
一次関数の式y=ax+bの式に「傾きa」と「1点の座標」を代入して、bをもとめます。
例) yはxの一次関数で、そのグラフが点(2,1)を通り、傾きが3の直線であるとき、この一次関数の式をもとめなさい。
➡ y=1、x=2、a=3を式に代入し、bについて解く
➡ 1=3×2+b b=-5 よって、 y=3x-5
② xとyの変域から定数の値をもとめられるようになろう
おつかれさまでした!
「一次関数の基本」と「式のもとめ方」でした。
テストで出題されることが非常に多い単元なので、ここまでの範囲の一次関数をまずしっかりと理解し、演習を通して解答できるチカラを身につけましょう!
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(参考文献:『自由自在 中学数学』受験研究社より引用、解説を加えています)