英語の定期試験の平均点が40点台!? - 今、全国あちらこちらの中学校から悲鳴が上がっているのをご存知でしょうか?
中学校では2021年度より学習指導要領(学習カリキュラム)が改訂され、新しい教科書を使って2年経ちました。
中でも、大きく変わった教科が「英語」です。
中学英語は「話せること」を目指した指導に大きく方向転換し、今までよりもリスニングやスピーキングの割合が増えました。
加えて学習量アップ・学習内容が難しくなりました。
具体的には、
♦︎ 中学校3年間で習う英単語の数はおよそ1.5倍の1600~1800語に増加!
♦︎ 高校で扱っていた英文法の一部が中学校内容となるなど学習量の大幅アップ!
などです。
定期試験は、学習したことをどれくらい理解できているのかをみる「確認テスト」です。
難易度はほぼ例年通りと言われているのに、なぜ平均点が40点台に下がってしまったのでしょうか?
主な原因として、2つの理由があると思います。
《理由1》
・小学英語をマスターしていることが前提で、中学校の授業が行われているから
➡ 小学校で習った約700語の単語の「読み書きができる」
➡ 小学校で習った「英文法(be動詞や一般動詞など)を理解できている」
など、小学5・6年の英語は成績がつくようになり、それに伴って中学入学時点で基礎英文法と基礎単語はしっかり理解が出来ている、英語の基本が入っている前提で中学入学後の授業が始まってしまいます。
また小学校では単語を覚えることが重要視されていないため、多くの生徒さんが中学入学の時点で英語の読み書きが不十分であるにも関わらず、そこに目を向けずに授業を進めてしまうことが英語に躓く大きな原因になっていると思います。
《理由2》
・英文法学習時間の大幅な減少
➡ 小学校の英語学習は音読やペアになってのやりとりなどが多く、英文法を扱う時間が少ない
➡ 中学校でもリスニングやスピーキングの時間が増えた一方、英文法はあまり扱わなくなった
英語のルールを理解しないまま次から次へと新しい文法を習うので、分からないことを、わからないまま、授業を受けることになってしまいます。
結果として定期テストの平均点が下がるのは、無理もないことなのではないでしょうか。
今までの英語教育では、文法を重視しすぎたことが、学校で何年も英語を勉強しても英語が話せない原因だと言われてきました。
そのような理由もあり、中学校の学習カリキュラムだけではなく、大学共通テストや千葉県公立高校入試も出題傾向が大きく変わりました。
私自身、中学・高校・大学と授業で英語を学び、社会人になってからは仕事の関係上必要に迫られて英語を勉強してきました。
短期間ですが、英語の本場である英国・ロンドンでのホームステイと語学学校で英語を学ぶ機会にも恵まれました。
私の個人的な意見ですが、英会話を勉強すればするほど、英文法の重要性を思い知りました。
文法の理解無くして、英会話の上達はない!と思っています。
なぜなら英語は言葉なので、①基本的な単語を覚える ことと ②英語のルールである英文法の基礎知識を身につける 必要があります。
そもそもこの2つの基礎知識がなければ、英語を読めない・書けない・聞き取れないですし、 もちろん話すこともできません!
まずは、英語を読める、そして書けることが大切なのです。そのためには「文法」なのです。
しかしながら話せるようになるには、「話すための英文法」を学ばなければ、いつまで経っても英語を使えないし話せるようにはならないと思います。
従来型の学び方ではなく、英文法の学び方を変える必要があると感じています。
小学生や中学生は、英語を学び始めたばかりの「英語の初心者」です。
そんな「初めの一歩の時期」だからこそ、使える英語・話せる英語の土台を、基礎からしっかり築くことが何より大切なことだと考えます。
当教室では、英語の基礎・幹となる「英文法の樹」を根っこからしっかり育てていきます。
英文法は暗記ではなく理解することで、「何でそうなるのか」がしっかり分かることがとても大切です。
教材は、自学でもお役立ちの英文法の参考書と塾専用教材を使用して、英文法の基礎から応用レベルまで英文法の土台をしっかり築きます。
また、私自身も在英時に驚いた語学学校の授業スタイルや学び方など、経験を活かした英語の授業を行うことで「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランス良く育てていきます。
学びが大きく変わる今、英語で躓いてしまう、英語嫌いになってしまう小中学生が多いのが現実です。
特に英語は、学校での学びを塾がしっかりサポートしていくことがますます求められていると感じています。
英語をいろいろな角度から勉強してきた私自身の経験を活かし、英語を学ぶことは楽しい!と思ってもらえるような授業を行っていくことが、クローバーランゲージラボのできること、大切な役目だと考えます。
英語の扉を開けてその世界を進むと、自分の想像を遥かに超えて世界が広がり、知らなかったこと、想像もしなかったたくさんのワクワクに出会えます!
英語は学び方を間違えなければ、決して難しくはありません。
あなたも英語の幹となる「英文法の木」を根っこからしっかり育てて、「得意科目は、英語!」と自信を持って言えるようになりませんか?
先日行われた千葉県公立高校入試、英語が難しくなりました。
\ 英語学習待ったなし!の時代が、もう来ています!! /
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